世界初にこだわり抜いた 中国製スマホのスペックがすごい(Forbes)

中国のスマホメーカー「Meizu（魅族）」が過激な新端末で世界のスマホ業界を驚愕させようとしている。

Meizuが1月23日に中国で公開した資料によると、Zero（ゼロ）と呼ばれる新端末は、一切の「穴」が存在しない世界初のスマホだという。つまり、充電ポートやスピーカーの穴がなく、SIMカードスロットや音量調整ボタンもないのだ。 

充電はワイヤレス充電のみの対応で、18Wの急速充電が行えるという。これが本当であれば、Zeroの充電スピードはファーウェイの端末の15Wを上回り、最も速くワイヤレス充電が可能な端末ということになる。一般的なワイヤレス充電の規格は10Wとなっている。 また、驚くべきことにZeroは通常の物理的なSIMカードに対応せず、e-SIMのみの対応となっている。現状でe-SIMは未対応の通信キャリアも多く、端末をまたいで使えないなどのデメリットもある。今回「穴なし」の端末を出すのには必須条件であった。

そこまで世界初にこだわる必要があるのか？という声が聞こえてきそうだが、「穴なし」端末ができることによって、人類が更なるテクノロジーを手にする未来はそう遠くはない。